「定礎」の板・石・看板の意味は?箱の中身は?(2)

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ビルの足元辺りに「定礎」というものがありますが、それが何だかご存知ですか?あの石の板の看板のようなものにはきちんと意味があり、裏に箱があって、中身が入っていたりするのです。ここでは、「定礎」についての雑学を紹介します。

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(2)定礎はタイムカプセル?定礎の裏には箱がある。では、中身は何?

工事の前半、あるいは中頃に、竣工までの工事の安全祈願と、建物の永遠堅固などを祈って取り付けられる定礎板ですが、その表面には竣工の日付、建物の完成日が刻まれるのが一般的です。

しかし、定礎はそれだけでなく、実はその裏側に定礎箱という箱があって、箱にいくつかの物を入れるのが一般的です。

定礎箱の中に入れるのは、建築図面、お札や通貨、その日(あるいは当時)の新聞、施主や施工者などの工事関係者の名簿や、出資者の名簿などのようなものを入れるのが一般的です。

原則として定礎箱は、建物が壊されるまで開けることはありませんので、タイムカプセルのようなものとなっています。

ちなみに、定礎・定礎式の由来は、ヨーロッパの石造建築において、建物の基準となるコーナーストーンという石を置く際に行われていたセレモニーだともいわれているようです。

(1)定礎」とは? 「定礎」という文字が書かれた石版の意味は?
(2)定礎はタイムカプセル?定礎の裏には箱がある。では、中身は何?




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