BMAL1とは? 肥満遺伝子・体内時計を意識したダイエット(1)

男の雑学

最近、ダイエットの世界で、BMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が注目されています。肥満遺伝子とも呼ばれているものです。ここでは、ダイエット成功のために意識するべきなBMAL1・肥満遺伝子・体内時計について紹介します。

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(1)BMAL1(ビーマルワン)とは肥満遺伝子と呼ばれるタンパク質

今や「ダイエット」は女性の専売特許ではありませんよね。男性でも、多くの人が肥満、ちょい肥満や、メタボ腹に悩んでいるのではないでしょうか。

そんな中、近年の研究で、BMAL1というタンパク質の存在が認められました。ビーマルワンと読みます。

BMAL1はブレイン・マッスル・アーント・ライクの英語のそれぞれの頭文字、1は1番を差している言葉です。肥満遺伝子の一つともいわれています。

そんなBMAL1ですが、いったいどんな働きをするのでしょうか? どうしてダイエットや肥満と関係があるのでしょうか?

BMAL1は夜10時から朝の6時まで活発に活動して、脂肪を体内に積極的に溜め込もうとする働きがあります。

「何でそんな余計なことを!」「積極的になる必要なんてないよ!」と思われる方も多いかもしれません。

しかし、BMAL1は、太古の昔100万年以上前から、ヒトが生き延びるために組み込まれたプログラムなのです。

というのも、昔は常に食料が手に入ったわけではありません。いつ食料が不足するかわからない生活を、かなり長い間、というか、もっというと人類の歴史のほとんどの期間で強いられてきました。

ですので人間の身体は、狩猟などの生活を終えた就寝時間帯に、身体にエネルギーを蓄積するように作られているのです。飽食といわれる時代は、人類にとって極々新しいほんの短い期間に過ぎず、しかも、一部の先進国だけのことです。生物の身体は、そんなに短い時間では変わらないということなのでしょう。

(1)BMAL1(ビーマルワン)とは肥満遺伝子と呼ばれるタンパク質
(2)どうやったらBMAL1の罠から逃れられるか




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