牛皮(牛革)の種類・分類と手入れ・お手入れの仕方(2)

男の雑学

最も一般的な皮革の原料皮の一つ牛皮(牛革)。しかし、一言に牛皮(牛革)といっても、実はいくつかの種類に分類されるのです。ここでは、牛皮(牛革)の種類・分類と、そのお手入れの仕方について紹介します。

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(2)牛皮(牛革)の種類・分類

・カーフスキン

生後約6ヶ月までの子牛の皮。牛皮の中でも品質は最上級にランクされる。

きめ細やかで柔らかく、見た目の風合いもしなやか。

薄手で軽いためシワになりやすいため、手入れには注意が必要とされている。

・キップスキン

生後約6ヶ月から約1年ぐらいまでの牛皮。

カーフと比べると少々きめの細やかさは落ちるが、その分厚みと強度が増して丈夫になっている。

カーフの次に高品質とされ、使っているうちに手になじむ柔らかさになるのも特徴の一つ。

・カウハイド

生後約2年ほどで出産を経験したメス牛の皮。

キップほどのきめ細やかさはないが、他の成牛の皮よりは細かくてなめらかである。

厚くて丈夫なため、バッグやライダースジャケットなどに利用される。

・ステアハイド

生後約3〜6ヶ月の間に去勢したオス牛で、生後2年以上経過した牛の皮。

平均した厚さと、強さ、耐久性に優れているところが特徴。

一般的牛皮というとステアハイドを差していることが多い。様々な製品に利用されている。

・ブルハイド

生後3年以上経った去勢していないオス牛の皮。

牛皮の中では最もきめが粗く、肉厚で頑丈なのが特徴。

銀面もデコボコしていて傷も多いので、主に靴の底皮や工業用、家具などに使用されている。

(1)牛皮(牛革)のメンテナンス・手入れの仕方
(2)牛皮(牛革)の種類・分類




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