警察庁が公募していたもみじマークの代替案を発表

警察庁がもみじマークの代替案4案を発表

「枯葉のようだ・涙のようだ」と非常に不評のため、警察庁によるデザインの代替案の公募が行われていたもみじマークですが、代替案の4案が警察庁より発表されました。ここでは、警察庁が発表したもみじマークの代替案4案について等を紹介します。

公募されていたもみじマークの代替案4案が発表されました

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道路交通法によって、70歳以上が車に貼るべきとされている「高齢運転者標識」。いわゆる「もみじマーク」。

1997年に、当時は75歳以上のドライバーを対象にした「努力義務規定(表示していなくても罰則はない)」として導入されましたが、後に表示が義務化され、しかし、批判が相次ぎ再度努力義務規定に戻されるなど紆余曲折しているルールです。


更にもみじマークは、その名称・デザインも非常に不評でした。

「枯葉のようだ」「落ち葉に見える」「涙のように見える」という意見が多かったからです。

そこで警察庁は、もみじマークの代替案となる新デザインを公募しました。


そして、2010年6月17日に、公募で寄せられた約1万4000点の代替案デザインの中から、新デザインの候補とする4案が発表されました。

現行のもみじマークも含めた全5案の中から、高齢者へのアンケートや、メールや郵送で意見を募集した上で、2010年秋ごろに決定予定だとのことです。


マークに対する意見は、6月18日から1ヶ月間、メールや郵送で受け付けるとのこと。詳細は警察庁のホームページを確認されるといいでしょう。


もみじマークの代替デザインの4案

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では、2010年6月18日に警察庁が発表した、4つのデザイン代替案を紹介いたします。


(1)は、四つ葉のクローバーをモチーフにして、シニアの「S」を図案化したデザインだということです。

(2)は、様々人の人生を色とりどりの円で表現したというデザイン。

(3)は、経験豊富な高齢ドライバーを、稲穂・ハート・それを支える手といったイメージで表現、図案化したデザイン。

そして最後の(4)は、高齢ドライバーにゆとりをもって接して欲しいいう思いを込めて、鳥・ハート・手をモチーフに図案化したデザインだということです。

これらの4つは、公募で寄せられた約1万4000点のデザイン案の中から、「夜間でのわかりやすさ」「親しみやすさ」などを基準に絞り込まれたのだそうです。


これら4つの代替デザイン案に、現行のいわゆる「もみじマーク」を加えた計5つの中から、アンケートの調査結果や寄せられた意見を参考にして、2010年秋に新しいマークを決定するということです。

マークが決定した場合、作製者に最高三十万円が支払われるということ。


また、新マークが決定し、デザイン変更が実施された後も、当面は現行のもみじマークとの併用を認めていく方針だということです。

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