バッグや靴、財布からジャケットやベルトなど、革は男のファッションにも欠かせない素材のひとつです。ここでは爬虫類、その他の原料皮による革の種類・特徴とその画像、メンテナンス(お手入れ)の簡単なポイントをご紹介します。
皮革の種類とお手入れのポイント(爬虫類など)
爬虫類の皮
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ひと口に「革(皮)」といっても、牛や羊など哺乳類の皮、トカゲやワニなどの爬虫類の皮など、皮革(ひかく)にも色々な種類があります。
お気に入りのファッションアイテムである革製品を長年に渡り愛用するためには、その皮がどのような特徴を持っているかを知っておく必要があります。
それぞれの皮に、独特の特徴・特性があり、そのメンテナンスの方法も微妙に変わってきます。
ここでは爬虫類を中心に、哺乳類以外の色々な皮を1つずつご紹介していきましょう。

■ワニ皮
爬虫類の皮の中も最高級品の皮革です。
ウロコ模様が独特の美しさをかもし出しています。
クロコダイル、アリゲータ、カイマンといった種類があり、その中での最上位は「クロコダイル」となります。
●お手入れのワンポイント
水で濡らしたり、直射日光を当てすぎないように注意しましょう。グレージングとマットタイプで爬虫類皮革用クリームを使い分けると良いでしょう。

■トカゲ皮
ワニ皮に次いで珍重されている皮革で、時計のベルトや高級カバンに使われることが多いです。
カバンや靴、ベルトなど、牛革に続いて広く利用されている皮革です。
多く流通しているのは、輪状の斑点模様のリングトカゲから取れたものだそうです。
●お手入れのワンポイント
グレージングとマットタイプで皮革用クリームを使い分けましょう。表面のホコリを取ることをお忘れなく。ワニ皮と同様に水と直射日光に注意してください。

■ヘビ皮
美しい斑紋やウロコ模様が特徴のニシキヘビが主流で、そのほかにも水ヘビやコブラといった種類があります。
繊細に思われがちですが、大変丈夫な皮革です。
●お手入れのワンポイント
基本的にはワニ皮・トカゲ皮と同じです。ウロコが起き上がってきたら、低温のアイロンか、きつく絞った濡れタオルで寝かせましょう。
その他の皮

■ダチョウ皮
高級素材として知られているオーストリッチ。
羽を抜いた跡が丸く突き出していて、独特の表情になっています。
丈夫な上に、手触りがソフトなため、使用用途は幅広く、使うほど手になじんできます。
●お手入れのワンポイント
水と直射日光に注意しましょう。汚れたらきつく絞った布で拭き取ります。デリケートクリームを塗ってお手入れすると良いでしょう。
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