ダウンを洗う方法はクリーニングに出すのが一般的ですが、ダウンのクリーニングは高料金のうえ、時間もかかることが多いです。ならば、ダウンを自宅で洗濯しようと考えてしまいます。ここでは、ダウンを洗濯する方法、失敗しないための注意点などを紹介します。
ダウンを自宅で洗濯する方法
ダウンを自宅で洗濯する方法
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ダウンジャケットやダウンコートなど、ダウンを洗うとしたら、クリーニングに出すのが一般的でしょう。
しかし、ダウンのクリーニング料金は、一般的な衣類に比べかなり割高のことが多いです。その上、ダウンの配合率によっては、クリーニングを受け付けてくれないお店もあったりします。
では、クリーニング代を浮かすためにも、ダウンを自宅で洗濯するという方法はどうでしょう。
ダウンを自宅で洗濯する方法として、まず最初にやるべき手順は、洗濯タグ・洗濯ラベルの確認です。
洗濯タグ(ラベル)を確認して、洗濯機の使用が可能か、手洗いのみなのか、ドライはOKかなどをチェックしましょう。
NGな洗濯方法がある場合は、その方法で洗濯することはオススメしません。ダウンは高価な場合が多いと思いますので、失敗して後悔するよりは、クリーニングに出してプロに洗ってもらうほうがいいでしょう。
ドライクリーニング用の洗剤も市販されていますので、自宅でドライクリーニングをすることも可能ですが、ここではダウンの手洗いの方法の手順を簡単に紹介します。(洗濯機で洗濯、脱水、乾燥も、絶対にできないというわけではないようですが、失敗するリスクを減らすには、手洗いするのが無難だと思われます)
ダウンを手洗いする方法・手順 もし失敗したら・・・
1.大きめな桶に水を張ります。桶がなければ、洗濯機やお風呂の浴槽でもいいでしょう。
2.次に洗剤を入れます。洗剤は中性洗剤がいいでしょう。アルカリ性の洗剤は、ダウンには使わないほうがいいようです。
ダウン専用の洗剤もあるようなので、それらを使用するのもいいでしょう。
また、粉末洗剤は完全に水に溶けない場合もあるので、液体洗剤のほうがオススメです。
一番大切なことは、ダウンによって、それぞれ使える洗剤使えない洗剤があると思いますので、洗濯しようとするダウンの洗濯表示、そして洗剤の注意書きをよく確認するようにしましょう。
3.次に、桶(洗濯槽・浴槽)にダウンを入れ、水を浸透させます。
そのまま入れるだけだと浮いてしまいますので、軽く押してあげるといいでしょう。
4.いよいよダウンを洗います。
揉んだり、強く押したりすると、羽毛が固まったり傷んだりしてしまいますので、軽く押すように手押し洗いをしましょう。
そのとき、袖や襟など汚れがひどいところがある場合は、スポンジで軽く叩いて洗うといいでしょう。
5.洗い終わったらすすぎます。
すすぎが不十分で洗剤が残ってしまうと、変色、しみ、においの原因になってしまいますので、しっかりとすすぐようにしましょう。
6.次は脱水です。
洗濯機で脱水すると、中の羽毛が折れたりしてしまいますので、やはりこれも手で脱水するほうがオススメです。
手で押して、水気を切るように脱水します。
7.次は乾燥です。
中の羽毛が固まっているので、軽くほぐしましょう。乾燥すると、ある程度は自然にほぐれますので、この時点では無理にほぐす必要はありません。
羽毛が極端に偏っているような場合は、偏りを直しておきましょう。
そして、次は干すわけですが、すぐにハンガーにかけてしまうと、型崩れなどの原因になってしまいますので、まずは平干し(平らに寝かせた状態)で陰干しにするといいでしょう。
ある程度まで乾いたら、ハンガーにかけて乾かします。やはり、陰干しです。
このときに、ダウンの偏りを直し、均等にするようにします。軽く叩くような感じでするといいでしょう。
乾いたかどうか確認するには、両手でぎゅっと挟んで、手に水分が付かないのが目安です。
完全に乾くまでは、ダウンの量や、気候条件等にもよりますが、数日間、3日から5日はかかると思っていいでしょう。
8.最後に仕上げです。
完全に乾いたら、ダウン全体を軽く叩いて、羽毛に空気を含ませましょう。
もし洗濯に失敗し、変色やしみ、においが残ってしまったら、早めにクリーニング店に持っていくなどし、プロに任せたほうがいいでしょう。
状態によるので、絶対とはいきませんが、改善されることもあるようです。
ダウンは比較的高価な場合が多いので、もし失敗したらという不安が大きいようであれば、はじめからクリーニングに出すほうが無難かもしれません。
あるいは、汚れのひどい裾や襟だけ手洗いするというのもいいでしょう。
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