G8と呼ばれる主要国首脳会議や六ヶ国協議、ASEANなど、新聞やニュースでよく目や耳にしますが、その参加国を全て記憶している人はなかなかいないのでは? ここでは、G8、六ヶ国協議から、G20やEUの参加国や加盟国までをまとめてみました。
各首脳会議(G8、六ヶ国、ASEAN等)の参加国
主要国首脳会議(サミット)の参加国(G8、G7、G5、G20)
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・G8(Group of Eight)
主要国首脳会議は通称サミットとも呼ばれ、8ヶ国の政府首脳が年一回集まり、国際的な政治経済について討議する会議。
1998年にロシアが加わるまで(G7まで)は、先進国首脳会議と呼ばれていた。
参加国は、アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本、フランス、ロシア。
・G7(Group of Seven)
1988年にロシアが加わるまでは、参加7ヶ国だったため、こう呼ばれていた。
また、主要国首脳会議ではなく、先進国首脳会議と呼ばれていた。
参加国は、アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本、フランス。
・G5(Group of Five)
1986年にイタリアとカナダが参加するまでは、参加5ヶ国だったため、こう呼ばれていた。
参加国は、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、日本、フランス。
・G20(Group of Twenty)
G8の主要8ヶ国と、欧州連合(=ヨーロッパ連合、EU)、新興経済国11ヶ国からなる20ヶ国、地域のこと。
参加国は、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、カナダ、アルゼンチン、南アフリカ共和国、オーストラリア、韓国、トルコ、ブラジル、インド、メキシコ、インドネシア、ロシア、中国、サウジアラビア、EU。
ちなみに、G8などのG〜は「Group of 〜」の略です。
例えばG8であれば、Group of Eight。
六ヶ国協議、ASEAN+3、OPEC、NATO、NAFTA、BRICs
・六ヶ国協議
六者会合、六者協議とも呼ばれる、主に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発に関する問題の解決のために協議を行う会議。
参加国は、アメリカ合衆国、大韓民国、北朝鮮、中華人民共和国(中国)、ロシア連邦、日本。
・ASEAN+3
ASEAN(Association of South-East Asian Nations)は日本語では東南アジア諸国連合と呼ばれる、東南アジア10ヶ国の地域協力組織。
1997年のASEAN首脳会議から、日本、中国、韓国も招待される形で加わり、ASEAN+3とも呼ばれるようになった。
ASEANの加盟国は、ブルネイ、インドネシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム。
それと、「+3」としての、日本、中国、韓国。
・OPEC(Organization of the Petroleum Exporting Countries)
石油輸出国機構と呼ばれる、石油産出国の利益を守るための組織。
加盟国は、イラク、イラン、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラ、カタール、インドネシア、リビア、アラブ首長国連邦、アルジェリア、ナイジェリア、アンゴラ、エクアドル。
95年にガボンが脱退した他、ノルウェー、メキシコ等が加盟候補国となっている。
・NATO(North Atlantic Treaty Organization)
北大西洋条約機構と呼ばれる、アメリカを中心とした、米欧諸国によって結成された軍事同盟。
加盟国は、アメリカ合衆国、カナダ、イギリス、フランス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アイスランド、ノルウェー、デンマーク、イタリア、ポルトガル、ギリシャ、トルコ、ドイツ、スペイン、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、アルバニア、クロアチア。
・NAFTA(North American Free Trade Agreement)
北米自由貿易協定と呼ばれる、アメリカ、カナダ、メキシコの3ヶ国で結成された自由貿易同盟。
・BRICs(ブリックス)
これは、近年、経済成長の著しい4ヶ国を表す造語です。
ブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国 (China)のそれぞれの頭文字からBRICsとなりました。
また、BRICSと表記して、最後のSが南アフリカ (South Africa) を表す場合や、BRIICSと表記してインドネシア (Indonesia)を加える場合もあります。
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