応接室や会議室はもちろん、車や列車にまで席次のマナーがあります。そして同じように、エレベーターにも席次があります。エレベーターの席次とは、立つ場所、位置のことですね。ここでは、エレベーターのマナーも併せて紹介します。
ビジネスマナー エレベーターの席次とマナー
エレベーターの席次 立つ位置、場所はどこか?
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席次とは、座席の順番、席順のことです。お客様や上司などが座る位置のことを上座といい、その逆を下座といいます。
そして、同じようにエレベーターにも席次があります。
エレベーターの場合の席次とは、立つ場所、位置のことをいいます。
○エレベーターの席次
一般的には、エレベーターの席次は、右の図のようになります。
操作パネルに近い位置が末席、下座となります。
そして、上座はエレベータの奥側が上席となります。
共同で使用するエレベーターなど、場合によっては満員や、他の人も一緒に利用する場合など、必ずしもマナーどおりにはいかないこともあるかもしれませんが、お客様や上役は、可能な範囲で、できるだけ上座に誘導するようにします。
エレベーターに乗る順番は? エレベーターのマナー
エレベーターホールでエレベーターを待つ間の立ち位置のマナーは、降りてくる人の邪魔にならないように扉の前に立たないように気を付ける必要があります。
エレベーターに乗る順番としては、基本的には、お客様や上司を先に乗せるのがマナーとされています。また、その際は、「お先にどうぞ」と、軽く会釈をそえるのがいいでしょう。
また、エレベーターから降りてくる人がいる場合は、乗り込む人より降りる人が優先ですので、気を付けましょう。
そして、乗り込む場合も、お客様や上司の他にも人がいる場合がないとは限りません。
そのような場合は、高齢者や乳幼児を連れた人、怪我をしている人などが優先となりますので気を付けましょう。
また、他の人と同乗することになった場合や、途中の階で別の人が乗り込んできた場合など、自分が操作パネルの前にいる場合は、「何階ですか?」と、こちらから聞くようにしましょう。
これらのように、エレベーターは、他にも利用者がいたり、既に乗り込んでいる人がいたりなど、状況が様々である場合が多く、場合によっては、マナーとされている通りの行動ができなかったり、そうでない場合のの方がふさわしい場合もあります。ケースバイケースで対応できるようにしましょう。
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