敬称・尊称・謙称の正しい使い方(2)

男の雑学

ここでは、敬称と尊称・謙称の使い方を紹介します。

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(2)尊称と謙称の使い分け方

「尊称」とは、相手側のことを手紙や文書中に書く際に、敬意を示すために用いられます。

一方「謙称」とは、自分側のことをへりくだって書くために使われるものです。

敬語でいうところの、「尊敬語」と「謙譲語」の関係と同じだと思うといいでしょう。

手紙や文書で使われる尊称や謙称には、特有の表現もありますので、使用する際は気を付けて用いるようにしましょう。

以下に、尊称と謙称の使い方の一例を紹介します。

・「本人」

尊称(相手側):○○様・あなた様・そちら様

謙称(自分側):わたくし・私・小生・愚生

・「妻」

尊称(相手側):奥様・令夫人・ご令室様

謙称(自分側):妻・家内・○○(妻の名前)

・「夫」

尊称(相手側):ご主人様・旦那様・ご良人様・○○様

謙称(自分側):主人・夫・宅・○○(夫の姓)

・「両親」

尊称(相手側):ご両親様・お二方様

謙称(自分側):両親・父母・老父母

・「母親」

尊称(相手側):お母様・ご母堂様・お母上・御母君

謙称(自分側):母・母親・家母・老母

・「父親」

尊称(相手側):お父様・ご尊父様・お父上・御父君

謙称(自分側):父・父親・家父・老父

・「娘」

尊称(相手側):ご息女・ご令嬢・お嬢様

謙称(自分側):娘・愚娘

・「息子」

尊称(相手側):ご子息・ご令息・ご賢息

謙称(自分側):息子・愚息・倅

・「家」

尊称(相手側):お宅・貴家・ご尊家

謙称(自分側):私宅・拙宅・当家

・「会社」

尊称(相手側):貴社・御社

謙称(自分側):当社・小社・弊社

(1)敬称の正しい使い方(「殿」と「各位」の使い方に気を付ける)




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