快気祝いの贈り方のマナー、慣例には、次のようなものが挙げられます。
・退院(床上げ)の後、10日ほど過ぎた頃に、お赤飯に品物を添えて贈るのが一般的
・贈る品物の価格の相場は、いただいたお見舞いの3分の1程度に相当するものが一般的
・お見舞いとしていただいた品物・金額がまちまちでも、贈る品物が一律となっても構わない
・品物をデパート・ギフトショップ等から直送するような際は、別途あいさつ状(礼状)を送るのがよいでしょう
・自宅等で快気祝いの食事会を催し、お見舞いしていただいた方、心配してくださった方々をもてなし、内祝いの品物を贈るのもよいでしょう
・快気祝いとして贈る品物には、のしをかけ、同じ不運が繰り返されないようにという意味を込め、紅白の結び切りの水引を用いるようにしましょう。その際、表書きは、「快気祝」「快気内祝」「本復内祝」のいずれかとしましょう。
・病院に入院していたのであれば、担当していただいた医師や看護士、同室の患者さんたちにも快気祝いを贈ってもよいでしょう。その際の表書きは、「御礼」が一般的でしょう。