デジカメ全盛の現在ではありますが、銀塩カメラが全く見向きもされなくたったかといえば、決してそんなことはありません。
昔からのファンはいうまでもなく、若者や女性の間でも、高い注目を集めています。
若者や女性に人気があるのは、雑貨屋や書店で売られているトイカメラ。
「HOLGA」や「LOMO」がその代表でしょうか。
お世辞にも高機能とはいえませんが、デジカメにはない質感のある仕上がりや、ユルい感じの写真が撮れるところが人気を博しているようです。
価格も手ごろなのも受けているのかもしれません。
トイカメラではないものでいえば、数は少ないながらも、製造されているカメラもないことはありません。
しかし、一番人気は、昔ながらの銀塩カメラで、ネットやカメラ店で流通しています。
ネットオークションでも多数出品されていますが、実機を確認できないのが不安という方も多いようです。
そんな中、オススメは骨董市などです。
大都市では、カメラ専門の骨董市なども時折開催されていますし、そうでない一般的な骨董市でも、思わぬ掘り出し物が見付かる場合があります。
ある程度古い銀塩カメラは「クラシックカメラ」と呼ばれ、それを専門にコレクションしているマニアも多数いるほどです。
そのようなカメラだと、撮影ができなくても、リビングに飾っているだけでも、とてもお洒落なインテリアとなるでしょう。
トイカメラで気軽に撮影するもよし、ちょっと古いお洒落なカメラを、インテリアとして買い求めるもよし。
あるいは、写真にどっぷりはまって自室に暗室を作るまでになるもよし。
またまたあるいは、クラッシクカメラをアンティークとしてコレクションするもよし。
様々な選択肢と可能性があり、ライトな趣味にもできるし、深く付き合うこともできる銀塩カメラを、趣味の一つとして始めてみるのもいいかもしれませんね。