挙式・結婚式・披露宴の新郎の衣装(2)

男の雑学

新郎の挙式・結婚式・披露宴の衣装は、新婦である花嫁ほどクローズアップされませんが、だからといって何でもいいわけではないですよね。ここでは、挙式・結婚式・披露宴での、新郎の衣装(洋装(フォーマルウェア)・和装)について紹介いたします。

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(2)新郎の洋装(フォーマルウェア)と和装の種類

・紋付羽織袴

和装の正装です。紋の数で格が変わります。五つ紋の黒羽二重の羽織、二枚重ねの黒い長着、灰色か茶色の仙台平または博多平の袴が一般的。手には末広(扇子)、草履は畳表が正式とされています。

・色紋付羽織袴

紺や青、グレーなどがあります。略礼装(準礼装)とされているので、披露宴用の衣装に選ばれることが一般的です。

・モーニングコート

午後6時までの正装とされています。黒い上着の背中の部分が長くなった、昼間の礼装です。袖口がダブルカフスのウイングカラーのシャツ、グレーのベスト、グレーの縦じまのパンツが一般的とされています。

・フロックコート

昼間の礼装。前、後身頃ともにひざまでの長さがあり、色も幅広く、シャツやベスト、タイのタイプまで、比較的に自由に選べる衣装です。

・ディレクターズスーツ

昼間の準礼装とされいます。黒の上着に縦じまのパンツを合わせます。シャツやタイの組み合わせで、個性的な装いに仕上げることも可能です。

・テールコート(燕尾服)

午後6時以降の夜の正装です。黒か濃紺の上着で、後身頃がツバメの尾のように見えることから、燕尾服とも呼ばれます。タイは蝶ネクタイ、靴はエナメルのオペラパンプスが基本とされています。

・タキシード

午後6時以降の夜の準礼装です。正式には、上着は黒か濃紺、ベストかカマーベルト(カマーバンド)をし、シャツは白のドレスシャツ、黒の蝶ネクタイ、靴はエナメルのオペラパンプスとされています。最近では、それほど時間のルールには縛られず、オールマイティに着られるようになってきたようです。

(1)洋装? 和装? 新郎の衣装の選び方と注意点
(2)新郎の洋装(フォーマルウェア)と和装の種類




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