ビジネス敬語の間違いに気を付けよう(2)

男の雑学

ビジネス敬語の間違いに気を付けて、正しい言葉遣いを心がけましょう。

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(2)ビジネスシーンで特に間違いやすいビジネス敬語

ビジネスシーンで特に待ちがやすい敬語を、いくつか紹介します。

・「〜各位殿」

ビジネスメールや、社内の文書の冒頭でよく目にするこの言葉、実は間違った表現です。

「各位」という言葉は、複数の人に対する敬称です。

一方「殿」は、氏名等に対する敬称です。

ですので、「〜各位殿」という言葉は、いわゆる二重敬語、過剰敬語といわれる表現となり、誤りとされています。

・「二重敬語・過剰敬語」

上記の「〜各位殿」に代表される、「二重敬語・過剰敬語」が、よく間違いやすい敬語の表現です。

例えば、「お見えになられました」は間違いで、正しくは「お見えになりました」でよいでしょう。

また、「社長様」「部長様」という表現も、二重敬語となり、間違いとされています。

更に、「お」や「ご」を、付けすぎるのも、過剰敬語となります。

間違った二重敬語や過剰敬語は、かえって敬意を弱め、相手に対して失礼にあたりますので、気を付けるようにしましょう。

・対外的には、社内の人間に尊敬語を使わない

これも間違いやすいビジネス敬語の一つです。

取引先など、社外の人と話すときには、「部長はただいま席を外していらっしゃいます」などのように、社内の人間はいわば身内ですので、尊敬語を使うのは誤りです。「席を外しております」などのように、謙譲語を使うようにしましょう。

・「お疲れ様」と「ご苦労様」

「お疲れ様」と「ご苦労様」の使い分けも、間違ってしまいがちなビジネス敬語の一つです。

「ご苦労様」という言葉は、目上の人間が、目下の人間をねぎらうときに用いられる言葉です。ですので、上司や先輩、お客様などに「ご苦労様」を使うのは、大きな間違いですので、気を付けましょう。

「ご苦労様」は、自分と同等か、自分より下位の人に使い、目上の人には「お疲れ様(です・でした・でございます)」を使うように気を付けましょう。

(1)ビジネス敬語の間違いに気を付けよう




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