サッカーワールドカップ(W杯)では1970年以降、試合に使用する公式球がFIFAによって選定されてきました。そして、それらの公式球には大会ごとにニックネームが付けられてきました。ここでは、歴代W杯の公式試合球について紹介します。
ワールドカップ(W杯)の歴代の公式試合球
ワールドカップ(W杯)のボール(公式試合球)には名前がある
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世界最大のスポーツイベント、スポーツの祭典ともいわれるサッカーのワールドカップ(W杯)。より正確にいうと「FIFAワールドカップ」。
他のスポーツ競技でも「ワールドカップ(W杯)」と呼ばれる大会がいくつもある中、単に「ワールドカップ」といえばサッカーの大会のこととなるほど有名で、オリンピックよりも大きな大会であるとさえいわれているようです。
そんなサッカーワールドカップ(W杯)ですが、2010年の南アフリカ大会で19回目を迎えました。
ワールドカップでは、大会ごとに試合に使用されるいわゆる公式試合球がFIFAによって選定されます。
そして、そのボールには名前・ニックネームまで付けられています。
ワールドカップの歴史で、公式球が定められるようになったのは1970年大会のメキシコ大会からで、それ以降2011年まで、全てアディダス社のボールが公式試合球となってきました。
ここでは、1974年以降の歴代サッカーワールドカップ(W杯)の、ボール・公式試合球の名前・ニックネームを紹介します。
歴代サッカーワールドカップ(W杯)の公式試合球の名前
・2010年 南アフリカ大会 「ジャブラニ / Jabulani」
・2006年 ドイツ大会 「+チームガイスト / +Teamgeist」
・2002年 日本・韓国大会 「フィーバーノヴァ / Fevernova」
・1998年 フランス大会 「トリコロール / Tricolore」
・1994年 アメリカ大会 「クエストラ / Questra」
・1990年 イタリア大会 「エトルスコ・ユニコ / Etrusco・Unico」
・1986年 メキシコ大会 「アステカ / Azteca」
・1982年 スペイン大会 「タンゴ・エスパーニャ / Tango E'spana」
・1974年 ドイツ大会 「テルスター / Telstar」
・1970年 メキシコ大会 「テルスター / Telstar」
2010年南アフリカ大会の公式試合球である「ジャブラニ / Jabulani」は、南アフリカ共和国の公用語の一つであるズールー語で「祝う」という意味。
また、2010年南アフリカ大会の決勝戦では、特別カラーでニックネームも別に用意された「ジャブラニ / Jabulani」が使用される。
これは、「ジャブラニ」と、決勝が行われる都市「Johannesburg(ヨハネスブルグ)」を掛け合わせたもの。
なお、2006年のドイツ大会でも、ベルリンで行われた決勝戦では「Teamgeist Berlin」という特別カラーのボールが使用された。
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