髭剃りが痛い? 正しい髭剃りの仕方

髭剃りが痛い? 正しい髭剃りの仕方

多くの男性が日常的に行っている髭剃り。その正しい仕方はご存知でしょうか。ひげを剃る時に痛い、ヒゲを剃った後が痛い、などという方が少なくないようです。ここではただしい髭剃りの仕方などについて紹介します。

髭を剃ると痛い、その理由は?

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乾いた状態の髭は、同程度の太さの銅線くらいの硬さがあると言われています。そのままカミソリなどで髭を剃ると、剃りにくいどころか、カミソリの刃が少しずつ痛んで、切れ味が落ちます。

切れ味が悪くなったカミソリで更に髭を剃ると、ヒゲを切断できないことが多くなり、その結果ヒゲを刃で引っ張ることになります。引っ張られた髭は毛穴から引き出されてちぎれます。この時に痛みを感じますし、さらに毛穴から引っ張りだされたちぎれた髭は、手で触ったときに剃り残しのようなザラザラ感と同じですので、更に深剃りをして余計に肌まで傷つける結果になります。

また、髭を剃った後に肌が痛いのは、誤った髭剃りによってお肌が傷ついている可能性があります。

傷自体の痛みもありますが、傷口から雑菌が入って炎症を起こしているケースも考えられます。

特に髭の濃いことを悩んでいる人は、必要以上に深剃りをし肌が傷ついてトラブルが起こり、同時にお肌の悩みまで抱えていることが多いといわれています。


同じカミソリ(髭剃り)の使用回数は10回程度にしておいた方が良いようです。またお風呂場に保管している場合、湿気などで雑菌が溜まりやすいので、更に使用回数に注意が必要です。

T字の髭剃りとして有名なメーカーはシックやジレットなどがあります。

またお手軽に髭を剃るという意味では電気髭剃りを使っている人もいるでしょう。ブラウンをはじめ、パナソニックやサンヨーといった家電メーカー、セイコーなども電気髭剃りを出しています。


正しい髭剃りの仕方

男の雑学[ファッション]

ある調査によると、髭は夜に最も伸びるという科学的データが出ているそうです。そうなると髭は夜剃るより朝剃った方が合理的です。

しかし、朝起きた直後は体液で肌が膨張していますので、髭剃りにより肌を傷つけてしまう可能性が高くなります。朝、髭を剃る場合は起床から20分程度は時間をおくようにしてください。


髭剃りを行う際に一番重要なのは、「硬いままの髭を剃らない」ということです。理由は前述したとおりです。

理髪店などでは、蒸しタオルなど温タオルを髭を剃る場所にしばらく乗せることで髭を柔らかくします。この方法は非常に効果的ですが、朝の忙しいときに温タオルを用意することなど、なかなか難しいでしょう。

そのような場合は、市販のシェービングフォームを利用しましょう。クリームタイプのものやジェルタイプのものがありますが、どちらの効果も同じものですので、最終的には個人の好みにより決めましょう。


まず、肌が乾いたままはよろしくないので、温水で洗顔をして、顔を濡らすと同時に暖めます。次にシェービングフォームを髭全体につけて、しばらくなじませると髭が柔らかくなります。頬やもみ上げ周辺は、もとから比較的柔らかい毛が生えていますので、そのあたりからそり始めると良いでしょう。口周辺やあごの髭は硬いので、すっかり柔らかくなった後に剃ると良いでしょう。

また、毛の生えている流れに逆らって剃ると深剃りできるということで、それを好んで行う人もいるようですが、毛の流れに逆らって剃ると、少しずつ肌まで削り取ってしまうなど、肌に負担をかけることになりますのでやめておいた方が良いといえます。


基本は髭は、毛の流れに沿って優しく剃ることです。十分に柔らかくなっていれば、深剃りをしなくても大丈夫です。

えらの裏やのどは剃り残すことが多いですので、チェックが必要です。

最後に、髭剃りが終わった後は、アフターシェイブローションなどをつけて敏感になっている肌を保護しましょう。肌が弱い人は更に乳液などで保護すると良いでしょう。

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